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社内ブログ

2025.9.4

「リモート最高!」って、本気で言ってる? ハイブリッド勤務の光と闇。

週3リモート、週2出社。このハイブリッド勤務を始めて1年が経った。世間では「自由な働き方」なんて言われるけど、正直に言って、光もあれば闇もある。今日はそのリアルを話したい。

光の部分は、言うまでもない。満員電車からの解放。自分のペースで超集中できる環境。これは本当に最高だ。特に、企画書や分析レポートに没頭したい日は、自宅の静かな部屋が最高の仕事場になる。

じゃあ、闇は何か。それは「見えないコスト」だ。チャット一本で済むはずの確認が、微妙なニュアンスのズレで3往復したり。隣にいれば1分で終わる雑談から生まれるはずだったアイデアが、生まれないまま消えていったり。そして何より、一人でPCに向かっていると、時々猛烈な孤独感に襲われる。

だから、俺にとって週2回の出社日は、単に「会社に行く日」じゃない。「チームを取り戻す日」だ。

ホワイトボードを囲んで、顔を見ながら議論する熱量。給湯室での「あの件どうなった?」から始まる本質的な会話。隣の席の先輩が、画面を見ながら「これ面白いな」と呟いた一言が、次の企画のヒントになる瞬間。このライブ感は、リモートじゃ絶対に味わえない。

結局、完璧な制度なんて存在しないんだと思う。リモートの効率性と、出社の偶発性。その両方のメリットを最大化するために、自分たちで工夫し続けるしかない。

「今日は集中するからチャットの返信遅れます」と宣言する。 週に一度、目的のない雑談だけのオンラインミーティングを開く。

そんな試行錯誤も、うちの会社では「いいね、やってみよう」で通る。決められたルールに従うだけじゃなく、自分たちで最高の働き方をデザインしていく。そんなマインドを持つ人にとって、うちは面白い環境だと思う。

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